2007年8月1日水曜日

バーガーキング・伝説のWebプロモーション




ご存知の方も多いと思いますが、
本日はバーガーキングの伝説のWebプロモーション
「Subservient Chicken(従順なチキン)」。
マクドナルドに対してバーガーキングは
「好きなようにメニューをアレンジできる」という点で対抗している。
そこでWeb上で様々な単語を入力すると画面上のチキンキャラが
その単語に応じた動きをし始めるというキャンペーンを実施。
画面のトーンはポルノサイトの様なちょっと暗めのいかがわしい感じ。
制作したのは現在世界でトップクラスのクリエイティブエージェンシーとの
呼び声も高い「クリスピンポーターボガスキー(以下CP+B)」。
(クリスピンの事例は今後、頻繁に紹介していく予定です)
Webプロダクションは「バーバリアングループ」。
元々CP+Bはアカウントプランニングとメディアニュートラルで
話題になったエージェンシーで、特にWebが強いわけではなかったが、
このバーバリアンの強力なサポートによりWebも含む様々なメディアを
統合した広告制作が得意な「新しいタイプの広告会社」という
ポジショニングを確立。

先週、ニールセンが発表したWebサイトの価値指標は、
「PV数(ページビュー)」から「滞在時間」に変更されたが、
CP+Bのチーフクリエイティブオフィサーの「アレックスボガスキー」は、
5年くらい前から消費者がブランドに接触する「時間」が重要だと主張していた。
このチキンのサイトは熱狂的なマニアや数々の攻略サイトも誕生し、
平均接触時間も通常のWebサイトよりもはるかに高かったとのこと。

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