2008年1月12日土曜日

効果的な店頭POP。

本日はPOP広告の事例。
ご存知の方も多いかと思いますが
POPとは「Point of purchase」の略語で
購買直前の店頭で、購入のダメ押しをする
販売促進メディアです。

商品カテゴリーによっては、
購入の意思決定の80%が店頭で
行われている商品もあると言いますので
(このデータは深層心理の視点が欠けているので
個人的には信憑性に欠けるとは思ってますが)
店頭POPはかなり重要なメディアであると
思われます。

本日のPOP事例はゲーム雑誌「ファミコン通信」の
「ゲーム格付け」記事を利用した
コーエー「戦国無双2」のPOP事例。




この事例は面白くも何ともないかもしれませんが、
販売促進ツールとしては、かなり効果があると感じます。
ゲームソフトは、店頭でパッケージだけ見ても
なかなか面白いかどうかわかりにくいです。
もっと言えば店頭ビデオを見ても判断がつきにくいです。
私も今までに何十本ものヒドイゲームを買わされてきました。
(一番ヒドかったのがファミコンの「バツ&テリー」)

自分自身で査定するのが難しい商品は、
とかく「他人の評判」や「権威」に影響されるものです。
「売れてます!」という店頭コピーが
いまだに有効なのもそのためだと思います。
「売れてる」ということは他の大勢の人々も買っているから
きっと安心だろう、という類推が働くからだと思われます。

本日の事例における「ファミコン通信」の「格付け企画」は、
ゲーム業界にとっては、ある意味ミシュラン的存在で
多くのゲーマーにとっては、権威となっているため、
店頭における販売の大きな後押しをするPOPに
なっていると思います。

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