2008年1月26日土曜日

クリスピンポーターボガスキー⑥

CP+B特集6日目の本日は、
「コークゼロ」の事例です。

「コークゼロ」は去年カンヌを受賞したCMの
クリエイティブが個人的には面白いと思ってたのですが
「YouTube」でも、CP+BのHPでも
発見できなかったので、
その代わりに「最新の事例」を取り上げます。

メインキャラクターに「架空の弁護士」を設定して、
「コークゼロ」を起訴するというキャンペーンです。

起訴内容は「クラッシックコーク」と
「コークゼロ」の味がそっくりで、
怒った「クラッシックコーク」の
架空のブランドマネージャー(俳優)が弁護士事務所と
組んで「コークゼロ」ブランドを訴えるという内容です。

テレビ・ラジオ・OOH・WEBなど
あらゆるメディアで展開しました。
CP+Bのお家芸です。






TVCMやWEB映像では、
ブランドマネージャーと弁護士が
地下室で密談している様子を
「隠しカメラ」で撮影したものを放送。

「クラッシックコーク」と「コークゼロ」の味が
識別できない消費者には「苦情はこちらに」と、
ホットラインを設定して、連絡した消費者には
お礼の手紙とコークゼロの無料クーポンを
プレゼントしたそうです。

「コークゼロ」の総広告費は80億円ぐらいだそうですが、
炭酸飲料市場における新製品の売上高シェアとしては
異例の1.3%を獲得(これでもかなり多いそうです)。
ビジネス的にも大成功したキャンペーンとのことです。

CP+B特集、最終日の明日は
様々な事例を取り上げます。

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