2008年4月21日月曜日

YouTubeセミナー①

4月16日水曜、渋谷のGoogleにて行われた
動画共有サイトYouTubeのセミナー行ってきましたので
本日から2日間に渡って簡単にレポートさせて頂きます。

YouTubeの影響力は日増しにスゴイことになっていて
現在では「1分間に10時間分の動画」が
世界中からアップされているそうです。

セミナーは以下の3部構成。
①YouTubeのアメリカでの現状と事例。
②YouTubeを効果的に活用した
 日本のクリエイターさんたちのパネルディスカッション。
(司会者は広告ブロガー飲み会を主催された
『mediologic.com』のタカヒロさん)
③YouTubeで実際にどの様な広告ができるか。

本日はアメリカでの事例を中心に取り上げます。
このセミナーで取り上げられていたアメリカの事例は
かなりユニークなものが多かったですし、
有名なものばかりだったのだと思われますが、
個人的に知らなかったものが結構あったので
2点抜粋してご紹介いたします。

事例①著名バンドJourneyの新ボーカルYouTubeで発掘。
↓以下の動画は著名バンド「Journey」のカバーバンドですが、
ボーカルが信じられないくらい歌がうまくて、
新ボーカルを探していた本物のJourneyが連絡をとって
彼を大抜擢して本当にJourneyのボーカルに
採用してしまったという事例。


日本でも「エグザイル」あたりで同じような現象が起きたら
YouTubeの存在感も飛躍的に上がるでしょう。

インターネットの持つおそるべき可能性を
かなりキャッチーに表した事例だと思います。

インターネットはかなり破壊的なメディアパワーを
埋蔵している気がしますが、まだその潜在パワーを
ガンガンに発揮できている事例はとても少ないと思いますが
このJourneyの話などを聞くと、かなりインスパイアされます。

事例②マクドナルドのマックナゲットを
勝手にラップ調にしてCMにした2人組。




日本は他の国と若干文化が違うので、
上記の映像の本当の面白さがニュアンス的に
わからない人が多い気もしますが、
(私はたぶん本質的にはわかってないです)
この映像にインスパイアされた人が
「オレならこうするね」的に
自分の家のハンディカムでノリで撮影して
YouTube上でアップしまくっていて
盛り上がっているそうです。



この辺のノリがWeb映像界における
新たな潮流であると思います。

映像配信や制作の仕事は、これまで限られた
一握りの人しか携われなかったですが、
ネットおよびパソコン、ハンディカムが
かなり進化してきたので
「映像制作」というとても楽しい作業が
多くの人のものになってきた感があります。

ネットはいろんな人と「つながれる」楽しさが
あると思いますが「映像」でつながると
もっと楽しい感じがするでしょうし
グルーブ感もあってみんなでスパークして
調子に乗りながら「祭り的グルーブ」が
生まれやすいと思いますし、今以上に
もっとそうなっていくポテンシャルはあると思います。

明日はYouTubeを効果的に活用した
日本のクリエイターさんの事例です。

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