2009年2月23日月曜日

広告系スピンオフ会。

本日は先週の金曜に表参道で行われた広告業界の
同業種交流会「広告系スピンオフ会」に関して。

主催されたのは広告に対する情熱が凄まじい「即天去私」さんと
先進的な21世紀型クライアント「生活にインサイトを!」さん。

「即天去私」さん
http://souseki.search4search.net/

「生活にインサイトを!」さん
http://www.chatarou.jp/

そもそもこういったネット発のオフ会に参加される方々は
先進的で行動的な「イノベーター層」である可能性が高い気が
しますがその中で個人的に特徴的だと思ったのが以下の3点です。

①情報収集能力が「異様に」高い。
インターネットという情報の高速道路は使い方次第で
どうにでもなると思います。使わないことも出来ますし
F1で走りまくることも出来ると思います。
どう使うかは個人の自由だとは思います。
しかし既に尋常じゃない「情報格差」を生んでいる様に思います。
私より10歳以上若い人たちが私が知らない物凄い量の知識を
蓄え込んでいる感じがします。マジでうかうかしてられません。
知識の量があることが必ずしも十分条件であるとは思いませんが
往々にして量は質を生むので見習わなくてはいけないと思いました。

②フェア、公平、ニュートラルなど「中立的な意識」が強い。
新しいイノベーターの人たちは「不公平なこと」に敏感で
特にこれまでのマスコミ業界が作り出してきたシステムの
問題点を的確に看破している様に感じました。

③「ニコニコ動画」のディープなファンが多い。
「ブランドが神話になる日」という本の中で
「時代のアイコン」になる条件は“その時代の「社会矛盾や抑圧」を
解放することである”と書いてあります。
ニコニコ動画は特に若い人たちの間である種のアイコンに
なっている感じがしますが、その背景には何かしらの社会矛盾や
抑圧があるからな気もしました。

最近「デジタルネイティブ」という生まれつきパソコンがある環境で
育った世代に関する記事などを見かけますが、いずれにせよ
これまでのジェネレーションギャップとは一線を画する変化が人間に
起きている気もしますので、個人的には自分のアタマの中の
リセットボタンを押した上で話を聞くことを心がけてます。
今まで培ってきた常識を一度焼き捨てないと理解しづらい現象が
たくさん起きている珍しい時代に生きている気すらします。

0 件のコメント: